浦山寮寮則

1. 毎週一回、寮会議・聖書研究を行うこと
2. 九州学生YMCAの春の集いや夏季学校へ参加すること
3. 寮での役職をこなすこと

入寮にあたって
1. 長崎大学学生YMCA会員としてその活動に参加する
2. 自らがその寮を構成する一人であることを自覚し、共同生活を大切にする
3. すなわち、寮費を毎月決められた時までに納める
4. 寮を維持し運営して行くために互いに取り決めたことを守る
5. これらを維持していくために、寮長等役職を互選にて決定する
6. 寮長は寮生の代表としてその仕事を行う責任を持ち、また寮生は年齢、先輩後輩の別なく、この指示に従う。

寮長について
1. 選任:寮生の互選にて決定する
2. 寮生会議の議長として働く(寮生会議は毎週一回開催する)。
3. 役割:寮生活の基本的運営
4. OBとのパイプ役;理事会との連携を取る
5. 理事会への参加
6. 入寮の許可を行う
7. 寮生活を維持する上で、寮生としての責任を完遂できないものは必要に応じて退寮勧告を行う

会計について
1. 寮生からの寮費とOBからの補助などを毎月定期的に会計報告を寮生と共に理事会に報告する。
2. 寮費含めて予算案を年度前に提案する。
3. 寮費滞納者に勧告を行うと共に、協力もする。
4. 寮長を助けて寮生会議を進行する。

以上を基本として寮の運営を行う。

理事会としては、浦山寮を維持する目的は、単に生活の苦しい学生を応援するものではない。
学生時代に聖書を学ぶことによって、真理を探究し、今も生きて私たちと共にある神様のことを知ってほしいという思いがある。
よってその道を探求しない寮生であれば経済的援助を行う意味を持たない。
これはキリスト教信仰に入るということを意味するものではないが、寮に生活をする意味はそれを学ぶ姿勢が必要ということである。

以上をふまえて理事会として基本的に次の様に希望する。
1.現在の寮の経営状態について、半年間の収支計算をしたものを提出する。
2.次年度に向けて寮生の確保をどのように行って行くかの提案があればそれを提出する。
理事会としては、面接が寮生によって責任を持って寮則等きちんと説明できてその時に入寮の許可判断ができれば良いが、
それが難しければ理事会から、発表の週末などに人が来て面接を行う。
あるいは直接希望者は理事に連絡を頂き判断するなどの方法を考える。
3.将来的には、寮母もしくは寮父を維持し、夜間も寮に滞在される方を確保していきたい。
その結果として泊まり込みで食事の確保ができるようにしていきたい。
朝食が一緒に食べられるようにしていきたい。また夕食についても検討する。
寮母、もしくは寮父は、寮においては学生の父や母的な存在として大人の意見としてこれを尊重すること。
4.寮費については、維持が難しければ、寮費を上げることもやむを得ないが、それについては現在の収支を元に計算する。
当然上げないで済む努力、電気、ガス、水道代の節約を現寮生はしていく必要性がある。
5.寮生が自己管理がきちんとできなければ、理事会は入退寮について介入せざるを得ないし、生活についてもそうである。
6.理事会としては基本的に寮生が自らの寮の運営を責任を持って行うことが望ましいと考える。
それには一人一人が共同生活を大切にすることが基本であると考える。
もちろん個人の生活は最低保障されるが、寮という性質上、他者と一緒に生活を行うということを忘れず、またその生活を楽しむ中で有意義な学生生活を送ってほしいと願う。

最終更新 (2023年 11月 10日(金曜日) 21:13)